TOPページ >> 理想の家づくりガイド >> 注文住宅だからこそ考えたい。最適な部屋の広さは?
これから注文住宅を建てる人のための
理想の家づくりガイド
  • 注文住宅だからこそ考えたい。最適な部屋の広さは?

注文住宅の間取りを考える際に、重要となってくるのが「各部屋の広さ」です。
部屋は必ずしも広ければ使いやすく快適、狭いと使いにくいというわけではありません。本当に住みやすい最適な間取りを実現するために部屋の広さを十分に考慮しましょう。
ただし、「この部屋は何畳がベスト」ということは人それぞれ違いますので、ここでは最適な広さの部屋を得るために考慮しておくべきことをご紹介します。

部屋の広さに関する勘違い、失敗例

まずは部屋の広さに関するよくある勘違いや実際の失敗例をご紹介します。

・リビングダイニングをとにかく広くしたかったので書斎を諦めたが、あとで自分一人の空間が欲しくなった。
・キッチンを広くしたが、調理台、冷蔵庫、ガス、収納スペースの移動距離が長くなり料理に手間がかかる
・子供部屋をせっかく広くしたいのに、寝る時以外ほとんど利用していない。
・夫婦の寝室は寝るだけと思ってベットが2台置けるだけのスペースとしたが、あとからワークスペースが欲しくなった。
・憧れのウォークインクローゼットを作ったが、移動スペースが以外と場所をとり思ったより収納できない。
・室内にリビングとは別にくつろぎのカフェ空間を作ったが、結局はリビングのソファーにいることが多く、ほとんど使っていない。
・間取り図上は十分な部屋の広さだと思ったのに、家具の収まり具合が悪く、好きな家具を選べなかった。
・リビングからつながるオープンテラスを作ったが、冬は寒く、夏は暑いので使い勝手が悪い。 などなど。

部屋の広さを決める5つのポイント

以上のような問題が起こらないように、理想の部屋の広さを実現できるようにするための5つのポイントをご紹介します。

1.今の家の不満を解消しようとして大げさにやりすぎない
2.何人で利用することが多い場所なのかを考える
3.家具を置いた上で考える
4.無理なく動けるか、無駄なく動けるかを考える
5.自分と家族の生活スタイルから考える

それでは一つずつ見ていきましょう。

1.今の家の不満を解消しようとして大げさにやりすぎない

「今の家のリビングが狭いから、次は他の部屋を削ってでも20畳のリビングが欲しい!」などと極端にやってしまうと失敗してしまいます。
現在の狭さに不満を感じ、そこから広さへの憧れが生まれることがありますが、部屋には快適さ、機能、効率を考えた広さというものがあります。
憧れだけで部屋の広さを決めるのではなく、この3つを考慮して部屋の広さを決めましょう。

2.何人で利用することが多い場所なのかを考える

普段の生活スタイルと将来の家族の変化で考える必要があります。
例えば4人家族でリビングというとL字型の大きなソファーにいつもみんなで座ってTV鑑賞と思いがちですが、生活のリズムが家族で違っている場合には、1人2人で使うことが多い場合もあるでしょう。
使う人数によって必要な部屋の広さが変わってきますので、この点を考慮してみてください。

3.家具を置いた上で考える

間取りの図面だけで、数字上の広さを見てもその部屋の広さが最適なのかどうかは分かりません。家具を配置して初めて十分な広さがあるかどうかが分かります。
ハウスメーカーから提示される間取り図には、仮で家具が書かれていることがありますが、実際に自分が使いたい家具のサイズで間取り図に反映してもらうようにしましょう。
そうすると家具が配置しにくい、人が通るのに十分なスペースがない、などの気づきを得られます。

4.無理なく動けるか、無駄な動きが発生しないかを考える

人が移動するのに無理のない幅として60cm以上が必要です。これより狭いと体勢を変えなければいけなくなり、動く際にストレスに感じます。
反対にキッチンなどのように色々な作業をしなければならない場所で必要以上に幅が空いていると、動く距離が多くなり効率が悪くなります。
普段、無意識にしている動作にも意識を向けてみて、その動きがストレスとなっているのか、適度なものなのかを考えてみましょう。

5.自分と家族の生活スタイルから考える

最終的に予算や土地の広さの都合上、部屋の広さを調整しなければならいないことがあります。
その際に自分や家族はどの部屋をよく使っているのか、何の目的でその部屋が必要なのか、何を置きたいのかなどを考慮して、あらかじめ優先順位をつけておくと良いでしょう。

またそもそもその部屋が必要かどうかという点も考慮してみましょう。
モデルハウスや住宅情報誌の建築事例でこんな部屋があったらいいなと思うことがありますが、果たして自分の生活スタイルや嗜好性などから本当に必要かどうか考えてみることも大切です。
もちろん今までにない寛ぎの部屋を作ることで新しい安らぎを得られることもあるので、優先順位づけの中で理想と実際の生活スタイルを十分に考慮することをお勧めします。